ディズニーアンラッキーボトル
「あの日」以来私は相も変わらず綾鷹を飲んでいた。
もう一体何本飲んだ?苦しい、苦しい。もう飲みたく無い。そう思って私は禁断の手を使ってしまった。
爽健美茶を買ったのである。綾鷹を買った総額がディズニーの年パスと同じ額に達した頃に起きた転機である。
ゴクゴク。ん?一口で分かる今までとの違い。飲み干したので裏技を実践した。ちら…
当たっとるがな!
押入れの中で私は絶叫した。欲望に任しラベルを剥がす。
これが当たりラベルである。まさか生きているうちに拝むことが出来るとは思いもよらんかった。
この赤色の部分にシリアルコードが書いてあって、ホームページからシリアルコードを入力すると特典がもらえるというわけだ!
ついに見たくてしょうがなかったディズニーの映画が観れる!神様ありがとう…
嘘でしょ?映画が音楽かを選べるんじゃ無かった。
私はレット・イット・ゴーを聴きながら雪の世界へと帰っていった。